私たち木育コンシェルジュは、『未来を担う子ども達のために! 最高の笑顔に出会おう!』をモットーに活動をしています。
森林や環境について知っておいた方が良いのはわかるけど…楽しく知りたい! という人も多いのでは?
この絵本紹介シリーズでは、森林や環境について学んだ木育コンシェルジュが、自然のことについて描かれている、おすすめの絵本について紹介していきます!
シリーズ第1回目の絵本作品はこちらです。
『木はいいなあ』
作 ユードリイ
絵 シーモント
訳 西園寺 祥子
出版社 偕成社
出典:偕成社ホームページ
対象年齢は4才から。
親子そろって外で遊びたくなるような絵本ですよ!
それでは、紹介していきますね。
木はいいなあ 絵本の紹介
『木はいいなあ』は、アメリカで1957年に作られた絵本です。世界三大絵本賞の一つ、コールデコット賞を受賞している作品です。
※コールデコット賞とは、1937年にアメリカ図書館協会によりつくられた賞のこと。アメリカ合衆国で出版された絵本の中で最も優れた芸術性の高い絵本に贈られる。
とても古い作品ではありますが、かわいらしい絵が魅力的で今現在でも人気の絵本ですよ。
『木はいいなあ』という作品は、作者であるユードリイの保育経験から生まれた絵本だそうです。
私は保育士として18年間、子どもたちと関わっていますが、この絵本を読んでいると「あるある!」「わかる~!」と納得してしまいます。
木がある暮らしはどんなに素敵なのかということを、子どもの目線で見たり感じたりしたことが描かれていますよ。
木があるから「できること」はたくさんあって、普段の生活や遊びの中に溶け込んでいますよね。
「木はいいなあ」を読むと、子どもたちは暮らしの中で、普通に自然と共存して遊んでいることを知ることができます。
私たち大人は、子どもの頃を思い出すような場面もありますよ。
この作品は特に、木々の心地よさや楽しさが存分に紹介されていて、今すぐにでも外に出て木のそばに行きたくなるようなお話。
それに沿った、色とりどりのかわいらしい絵も添えてあり、「〇〇したいなぁ」と想像を掻き立てられるような作品です。
親子で「どの場面が好き?」「どんなことがしたいと思った?」など、会話を楽しむのもいいですね。
木はいいなあ 木育コンシェルジュのアンジェラからあなたへ
木でできることって何だろう? と、考えたことはありますか。
木の棒が1本あるだけで、砂に絵も描けるし、〇〇ごっこなどもできますよね。
そして、私たちが暮らす日本には四季があるので、様々な表情を見せてくれます。
花を楽しんだり、旬な果物や木の実を食べたり・・・想像しただけでホッとしたような気持ちになりそうですよね。
絵本を読んだ後は、外に遊びにいこうかな、木に触ってみようかな、風を感じてみよう、というワクワクとした気持ちが湧いてくると思います。
家の近くにある木々の気持ち良い場所があるかもしれません!
ぜひ見つけてみてくださいね。
ー この記事を書いた人 ー
Angela
広島県在住。保育士暦18年のアンジェラです。
自然の中にいること、山登り、キャンプが好きな2児の母です。
楽しいことを見つけては、アクティブに動きまくります!
絵本も大好きなので、とっておきを紹介していきます。