【南区 遊び場】宇品波止場公園 平和の願いが込められた憩いの公園です

南区の宇品海岸にあるおしゃれな雑貨屋さん、ACTAS(アクタス)。
そのACTASのすぐ隣にあるのが、宇品波止場公園です。

この場所は、1万トンバースとも呼ばれ、広島市の人たちから親しまれています。
バースとはわかりやすく説明すると、船の停泊する場所のことです。
1万トンバースには、中、小型のクルーズ客船を中心に、世界中から多くの客船が寄港しています。

豪華客船も寄港する港なので、運が良ければ、大きな豪華客船を近くで見ることができますよ!
歓迎式典などの行事が行われることもあるようです。
空に高くそびえ立っている、「パラダイスの塔」がシンボルの公園です。

宇品波止場公園 駐車場

宇品波止場公園の駐車場は、ACTUSの建物から道路を挟んで、反対側にあります。

公園を利用する場合は、ACTUSの駐車場ではなくて、こちらの有料駐車場を利用してください。
最初の1時間は無料です。以降30分ごとに100円かかり、最大料金は1000円です。

駐車場は広くて、車が止めやすいです。車止めもあって、安心の駐車場ですね!!

平日の朝早い時間帯に行ったので、車も少なくて人も少なくて駐車しやすかったです。

宇品波止場公園 トイレ情報

宇品波止場公園のトイレは、駐車場の入り口付近に1か所と、公園の海側にも1か所の合計2か所あります。
こちらは、駐車場の入り口側のトイレです。駐車場ゲートのすぐ隣に設置されています。

多目的トイレには、おむつ替えシートが設置されていて、広くて清潔です!
トイレに入る際にも、段差はなく、スロープになっているので、ベビーカーでも安心です。

一方の、公園側のトイレは、小さめで、少し古いのでお子さん連れにはあまりお勧めできません・・・。

トイレは、駐車場側の方で済ませておくと安心です。

宇品波止場公園 魅力たっぷりの遊びスポット

芝生広場

芝生広場が広がっていて、ぼーっと寝転んでいても気持ちが良いです。
とても広いので、お休みの日には、ボール遊びやフリスビー、バトミントンなどをして遊んでいる親子連れが多いです。

椅子やベンチはありますが、屋根はないので、これから暖かくなってきたら、日よけ対策が必要かなと思います。

犬のお散歩をされている方、シートを広げてピクニックをされている家族・・・思い思いに過ごすことができます。
お腹がすいたら、隣のACTUSさんで、ごはんを食べるもよし。
おいしいパン屋さんもあるので、テイクアウトをして、芝生の上で食べるのもいいですね!!

釣りスポット

ACTUSの裏側、海側から見た景色です。
この波止場公園では、釣りを楽しむことができますよ。

アジやイワシをはじめ、コノシロ・サバ・サヨリ・メバル・アイナメ・キス・イカ・ハゼなどなど・・・
時期によっても釣れる魚は違うそうですが、本当にいろいろな魚をねらえるスポットのようです。 
親子連れで、釣りをされているのも、よく見かけます。

釣りはしなくても、海と船を眺めながらゆっくりできる場所です。

この場所は、結婚式の前撮りなどをされているところをたまに見かけます。
景色もよいし、絶好のフォトスポットですね!

宇品波止場公園のシンボルタワー

宇品波止場公園のシンボルは、遠くからでも見える、「パラダイスの塔」です。
「パラダイスの塔」は、1989年の「海と島の博覧会」のシンボルタワーとして作られました。
その後、広島港築港100周年を記念して現在の宇品波止場公園へ移設されています。

空に向かって立ち、「広島が、すべてを映す光輝く都市になるように」との願いを込めて製作されたそうです。
この日は、朝日が塔に反射して、きらきらととても綺麗でしたよ!

この場所には、戦後の日本を代表する歌人として活躍された、 近藤芳美さんの歌碑が設置されています。

この宇品港、戦争中は軍港として使用されていて、陸軍桟橋と呼ばれていたそうです。
近藤芳美さんは、1940年にこの港から戦地へ行かれたのだとか。

当時、軍事専用線として作られた旧宇品線の線路がこの場所へ残されています。

まとめ

今はとてもおしゃれな街になっている宇品ですが、少し昔は、戦争で使用されていたという事実は、忘れてはいけないことですね。
あたたかくなったら、ぜひお弁当をもって遊びに行きたいと思います。

広島港といえば、宇品港の築港に力を注いだ初代広島県知事、「千田貞暁さん」を讃えた千田廟公園もおすすめのスポットですよ!
少し足を延ばして訪れてみてはいかがでしょうか。

住所     広島県広島市南区宇品海岸3丁目12
TEL082-251-7997 (広島港湾振興事務所)
料金 入場料無料
HP広島県公式HP 宇品波止場公園
駐車場 92台(1時間まで無料)
以降30分毎100円(24時間上限1000円)
アクセス

ー この記事を書いた人 ー

Hiromi

広島県在住。小学生の娘がいる2児の母です。最近は、子どもと一緒にお料理をしたり、刺繍をしたり。外遊びはもっぱら主人の担当。お休みは公園に遊びに行くことが多いです。広島在住ママ目線で、おすすめスポットを紹介していきます!